コンタクトレンズは、
しかしながら、コンタクトレンズの不適当な装用(寿命を過ぎた物を使用・洗浄不足・長時間の装用)にて、角膜内皮細胞の減少(写真1,2、下記に説明あり)やアレルギーをおこし重篤な合併症をおこす可能性があります。
眼科医の定期検査を必ず受けましょう。
また、角膜に傷がついたり、結膜炎になった時はコンタクトレンズの装用はできません。
必ず、眼鏡を持っておきましょう。もし、破損したら、早めに作っておきましょう。
最近は、コンタクトレンズを汚れる前に早めにコンタクトレンズを作り変えるようなっています。
当院関連の高須コンタクトレンズ では格安のお値段でコンタクトレンズを提供し皆様の快適なコンタクトレンズライフをサポートしています。
角膜内皮細胞(以下内皮細胞)は角膜の水分調節をしている細胞です。
この細胞が極端に減少すると、角膜の水分調節がされず、重篤になれば水疱性角膜症(角膜に水ぶくれができる)になり失明します。
そこまで重症にならなくても、白内障等の内眼手術を受ける時、やはり手術という機械的操作により内皮細胞は減少します。コンタクトレンズの不適切の使用により、酸素不足になると、内皮細胞は脱落します。内皮細胞は再生しません。一度脱落した内皮細胞は増加せず、周辺の内皮細胞が大きくなり補います<写真1>。
そのため、内皮細胞数は減少するばかりです。(加齢現象でも減少します。)
手術前の内皮細胞が少ないと手術のリスクが高くなります。白内障の手術は成功したけれど、水疱性角膜症になって失明したなんていう事になったら大変です。
ご希望の方は角膜内皮細胞検査を申し出て下さい。
(平成17年1月28日改訂)